I’m テレビっ子

mind map 2013Dec ニッポンのジレンマ

こんばんわ、コムラボのそねだです。
先週末はNHK「ニッポンのジレンマ」の放送日でした。
この番組は、今私がコムラボに関わっている原点のようなものです。
社会人として世に出たものの、社会のこと知らな過ぎる私にとって、
同世代の若手論客(社会学者、建築家、デザイナー、アーティストなど)が、
日本人が直面する課題について議論していく、素晴らしくリッチな番組で、私は自称コアファンです。

今回の議題はグローカルについて。
グローバル化が声高に叫ばれるアベノミクス好景気の日本ですが、
日本人の行く先として、日本人としての特殊性を失ってはいけないよね、
グローバルスタンダードに迎合するだけではなく、地域(ローカル)と上手く融合して
新しさを生み出していくには、何が出来そうかというのが概ねの趣旨でした。

地方ということで、討論の場は九州の長崎大学。
プレゼンターが九州のグローカルの成功事例を紹介して、それを小テーマに討論をするという形式。
ニッポンのジレンマの前回放送分が「東京論」だったのに対して、私の地元の九州そして地方というテーマで食い入るように拝見しました。

JR九州の地域との連携を基礎とした観光開発であったり、大分県の一村一品運動(少し古いですが)であったりと、
地方の良さの再発掘が世界から人を招き入れる商材になっています。
昔ながらの良さに加えて、外国人留学生などの外の目のフィルターを通した良い部分は、
私たち自身がその良さに再発見でき、再び観光資源へと還元できる素晴らしい相乗効果を生んでいるそう。

私自身は足利へ移住してきた身ですが、知るほどに足利の良さを身に染みています。
最近では、グリーンドリンクス(今月は26日の夜8時から!SPOT3にて!)を通して、
参加者の皆様にたくさんの足利らしさを教えてもらうことで、どんどん住みやすく愛着が湧いてきています。
移住者の目を通してその良さが還元できるように、私もますます関わり合いを増やさねばと感じる今日この頃です。
地方都市で聞く「何もない」を「何がある」へ。

最後に、論者の一人チャーリーこと鈴木謙介さんが言っていた、胸にジーンときた言葉です。
Think global, act local.
私たちの世代は、次の世代がActするための土台を作って行かねばいけない。

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