プロジェクトを円滑にまわしたい

技術担当の小手森です。少し前に友人が興味深い記事をシェアしていたので、それについて少し書こうと思います。仕事をしていると、プロジェクトに遅れが出たりすることが少なからずあります。デザイナーやコーダーの工数が膨らんでしまったり、クライアントからの返事が来なかったりと、原因はさまざまです。

以下の記事では組織におけるプロジェクトの遅延の原因を分析しています。

『タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話』
http://blog.tinect.jp/?p=39105

読みやすい記事ですので、ぜひ読んでいただきたい記事なのですが、プロジェクトの遅延については原因を分析した上で下記のような対策案を挙げていました。

  • 可能な限り、タスクを依頼する際の要求品質は細かく明確にする
  • 品質が求められない時には、その旨をはっきり宣言する
  • シングルタスクを徹底する。一つのタスクを閉じるまでは、他のタスクの話をしない
  • 納期が不明確なタスク依頼をしない
  • 進捗確認を入念に行い、「今どこまで進んでいるか」をなるべく細かくチェックしてあげる

記事内ではあくまでチームのリーダーが、どのようにタスクを振るか、という点に焦点を当てていますが、これはリーダーでなくとも意識をすることができる部分なんかじゃないかと思います。

特に上司部下の関係にない状態で(いわば組織の枠を超えて)チームを組んでプロジェクトを回す際には、メンバーが自分の抱えているタスクの要求されている品質がどのようなものか、納期がいつまでなのか、などをきちんと把握できていないケースも少なくないと思うので、プロジェクトのリーダーもしくはディレクター以外のメンバーも上記の内容を意識することで円滑にプロジェクトを回せるようになるのではないかと思います。

最近私も抱えているプロジェクトが遅延気味になっているのが出てきてしまっているので、気をつけていきます!

この記事を書いた人

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小手森 泰介

コムラボのエンジニアリング担当。足利生まれ。大学進学をきっかけに上京するが、地元で働きたいと考えるようになり、足利にUターン転職をする。その後独立し、フリーランスとしての経験を重ね、2016年に株式会社リクシスを設立。趣味は陸上競技とピアノ。ここ最近の関心事は「地方での働き方」。