オレゴン州ポートランドへ行ってきました。

Portland Saturday Marketにて

Portland Saturday Marketにて

コムラボ代表理事の山田です。9月上旬、5泊7日でアメリカにあるオレゴン州ポートランドへ行ってきました。

#NRT #narita #deltaair

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成田国際空港からポートランド国際空港までデルタ航空が直行便を毎日飛ばしているので便利です(写真は搭乗する隣の機体)。昨年、サンフランシスコへ行ってきて、百聞は一見にしかずといいますか、やはり実際に見ると得られるものは大きいなとコムラボ理事の春山(海外留学経験あり、英語が堪能)と盛り上がりまして「今年もどこか海外へ行こう」ということになりました。今年は、地域活性、まちづくり系でよく目にするポートランドへ行ってみるかという話に。

本業はIT系の会社をやっているのですが、クライアントに海外行きの話をすると「あっちでもネットつながるから連絡とれるよね」という反応が大半(笑)リモートワークが出来るのは良いことやら、どこへ行っても仕事が付いてくるのはどうなんだろうとちょっと思ったり。とはいえ、クライアントも渡米中は手加減してくれたのでポートランドを満喫してきました。(その節はありがとうございます>各位)

そろそろチェックアウト!名残惜しい。

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ポートランドの宿は2泊がACE HOTEL、3泊がAirbnb(民泊)を使いました。「ポートランドへ行ったら泊まっておけ」と言われるACE HOTELですが、1泊泊まれれば十分と思っていたら、お目当てのAirbnbがタッチの差で1泊予約できず、2泊になりました。

リノベーションホテルの成功事例として知られているACE HOTELですが、元々はとても古い宿。それをデザイナーがリノベーションして宿泊単価を上げるというモデル。それによってホテルのクラスが上がるわけではないという感じでしょうか。ホテルマンが丁寧で、宿としてのホスピタリティが高いというわけではないです。居心地は良かったのですが、1泊泊まれば十分かもしれない。日本に例えるなら駅近くにある築数十年のローカルビジネスホテルがリノベーションしました。1泊3980円だったのが9800円になりオサレになりました。でも、おもてなしの質は変わっていません、みたいな。日本の文献などでよく見かけるためか、宿泊中、日本人観光客らしき集団を何組も見かけました。

人口約60万人のポートランド市は、公共交通機関が発達していて、路線バスと路面電車を主に使いつつ、たまにUber(スマホアプリを入れれば誰でもタクシーができるサービス)を使えば移動に事欠きません。事前にそんな情報を得ていたので今回はレンタカーを借りずに行ったのですが、路肩の駐車場が充実しており、しかも結構空きが見られたので、レンタカーでの移動もありだったなぁとちょっと後悔。去年、サンフランシスコ市内をレンタカーで移動したとき駐車場探しに苦労した(しかも高い)苦い思い出があったのですが、ポートランドはレンタカー移動もありだと思います。

ダウンタウンを走る路面電車(TRIMET MAX)

ダウンタウンを走る路面電車(TRIMET MAX)

今で言うインスタ映えする場所がいたるところに

今で言うインスタ映えする場所がいたるところに

主に公共交通機関を使ったので徒歩移動も多くて、ダウンタウン以外の場所もてくてく歩きました。

Coava Coffee Roasters。倉庫をリノベーションした物件が多くて天井が高いお店をよく見かけました

Coava Coffee Roasters。倉庫をリノベーションした物件が多くて天井が高いお店をよく見かけました

ポートランドは多様性を認める土地柄。現地に住む日本人とやりとりする機会があったのですが「ポートランドに住む人は個人が強く個性を持っていて、それが私らしいことだと思え、またそれを他人からも容認されます。例えば日本で少し太っている女の子がいたとして、スパッツや首回りが大きく開いた服はなかなか着ないと思います。でも、ポートランドでは、太っていても彼女は彼女。おしゃれもしたいしセクシーな服も着たい。それの何が悪いの?という考えです。周りもなんとも思っていません。ジャッジすることがこちらで一番タブーなことです」 と話してくれました。ポートランドは、同性婚、安楽死、大麻などが全米でも早く合法になった場所です。これだけ読むと日本に住んでいる方は「えー?」と思うかもしれませんが、その時点で私たちは自分のことでもないことをジャッジしているんですよね・・・。色々考えさせられます。

ファーマーズマーケット、1日で2万人?訪れるのだとか

ファーマーズマーケット、1日で2万人?訪れるのだとか

ポートランド州立大学で毎週土曜日に開催されている「Portland Farmers Market at Portland State University」にも行ってきました。大学校内を歩いていると運営テントに日本人らしき人が。「ファーマーズマーケットに憧れて、ここで働いています」と話す、仙台出身の高橋 潮さん。ファーマーズマーケットの仕組みや、おすすめのお店などを教えて貰いました。私が英会話力ないに等しいので日本語が話せる人にあれこれ聞けたのは良かったです(;´Д`)

Portland Farmers Market at Portland State Universityにて

Portland Farmers Market at Portland State Universityにて

people's FOOD CO-OPにて

people’s FOOD CO-OPにて

春山の友人の友人・・・現地に住むKenが1日半アテンドしてくれて現地に住む人ならではの場所にクルマで連れて行ってくれました。Kenはお父さんが日本人なので100%ではないにしろ日本語でコミュニケーションできます。難解な日本語(改めて思うのですが何で日本語ってこんなに複雑なの!)を使うと「え?それってどんな意味?」と聞いてくれてそのやりとりも楽しかった。Kenはポートランド人であることのシビックプライドについて話してくれました。「すき」「きらい」ではなく「この土地に住むという意志」のようなものを感じます。日本でもシビックプライドの話題はでますが、「この街が私は好きです。いいところです。あれもあってこれもあって」と目に見えるものでその土地の良いところを他人に伝えようとする傾向があります。LikeをPrideにどう変化させるか。足利でそんなことが出来るんだろうかと考えてしまいました。

ポートランドはどちらかというと観光地ではないので「見に行く」だけだと期待外れかもしれません。日本でもポートランド関連書籍が出て10年近くになります。全米で住みたい街ランキングに入っていて、移住が増え、土地の価格があがっているそうです。ダウンタウンのあちこちで工事が行われ、高層マンションが建てられている状況に「あれ、思っていたのと違う」と感じるところもありました。できればダウンタウン以外の場所へ足を伸ばして、現地に住む人たちと話す。そうすることでポートランドの良さを感じることができると思います。

この記事を書いた人

山田 雅俊
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代表理事 山田 雅俊

NPO法人コムラボ 代表理事、Webマガジン「あしかがのこと。」発行人責任者、コワーキングスペース「SPOT3」マスター 。本業はIT系。システム開発、Web製作、ICTサポートの経験を生かし、地方都市における情報格差に対し企業・NPO法人の両方から取り組む。4児の父親。趣味は写真、クルマ。