楽しむ防災(4) -プチ農家生活-

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昨年9月、近所の畑(約50㎡)を借りて、野菜づくりをはじめました。

野菜づくりは、何もかもがはじめてのため、隣の畑を利用しているご夫婦…勝手に師匠と呼んでいる…に、土づくりから、植え方、育て方まで、すべて手取り足取り教えてもらっています。

今では師匠との何気ない会話も野菜づくりの魅力となっています。

師匠のお陰様で、この春、昨年秋に植えたネギ、わけぎ、かきな、サヤエンドウを収穫することができ、ニンニク、玉ねぎは収穫の時期を待っているところです。

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最近、リヤカーに簡単な屋根をのせて作った動く農具小屋を畑に持ち込み、プチ農家生活を本格化して、土いじり、野菜づくりを満喫しています。

今では完全に楽しみとなっている野菜づくりも、はじめたきっかけは、不安と危機感からでした。

東日本大震災を経験し、地震の発生メカニズムなどを知れば知るほど、南海トラフ地震、首都直下型地震に対する不安と危機感が募り、頭の片隅から離れなくなりました。

もし大地震が発生すれば、太平洋ベルトに位置する大都市圏、交易拠点の湾岸エリア、主要交通網は壊滅的ダメージを受け、社会全体が機能不全に陥ることは容易に予想されます。

当然、電気、水道、ガス(ガソリン、灯油などの燃料も含む)、そして食料品などの供給は滞り、日常生活に多大な影響を与えることになります。

そんなことを考えていると、大地震が発生することを「前提」として、日々の暮らしを見直し、再構築していくことが必要であることに気づきました。

引っ越しを機に縁あって畑を借りることができたので、食料確保のため、晴れて野菜づくりをはじめることができました。

もちろん、不安や危機感は拭いきれませんが「食べ物は自分で作れる」という経験と、そこから得られるささやかな自信は、予測不能なこれからの時代をたくましく生き抜くための糧となりそうです。

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先日、ジャガイモ、きゅうり、ミニトマト、ナス、オクラ、トウガラシを植え、サニーレタス、小松菜、山東菜の種をまきました。

この夏、収穫した野菜をつまみに、自宅の庭でビールを呑むのが楽しみです。

師匠におんぶに抱っこのプチ農家生活はつづく!!

この記事を書いた人

羽川大輔
羽川大輔

夢と現の境界で彷徨い続ける非バトルタイムのひつじ年男。実は結構短気。諦めが悪く、しつこいため多くの人に煙たがられるタイプ。特定の人種からは天然記念物扱いされている。現在、市内の中学校で防災ワークショップを展開中。最近の関心事は、大きなお庭にある小さなお家、リヤカーの上の図書館、私計簿、じぶん未来手帖。