大雪。雪国生まれとしては興奮、そして良い経験に…

snow

雪、今年は両毛地区にも大量の雪が降りましたね。
前橋など各地で観測史上最高の積雪ということで、ただの大雪ではなかったことがわかります。
北関東は北陸地区など豪雪地区とは雪に対する予算やインフラが異なるだけに雪による被害も顕著に現れるということを身を持って体験.

そんな大雪ですが、SNS上では久しぶりに大賑わいしたようにも感じます。
「こんな自然現象が見られた」とか「こんな雪像を作った」など写真付きの微笑ましい投稿
「電車が動かない」など被害状況・要望をただ報告するような投稿
「除雪の方法」や「雪の上の歩き方」など役立つ側面があるかもしれない投稿
などなど…

せっかく、雪国生まれ・雪国育ちなので雪国に関するネタをご紹介します。
・信号機はもちろん縦型です
 →降雪によりすべての灯火が見えなくなることを防ぎます。
・携帯電話基地局への着雪防止  →特殊な網で覆ったり、防水性のある物質を塗布するなどで防いでいます。
・流雪溝、融雪装置(消雪工)、雪捨場
 →流雪溝:暗渠のようにマンホールを開けると川のようになっています。
      ココに雪を捨てれば川や下水処理施設まで運んでいってくれます。
  融雪装置:富山ではこう呼びます。新潟とかでは消雪工が一般的だとか。
       処理済みの下水や地下水を道路に撒くことで積雪を防ぎます。
       地下水の利用による地盤沈下が危惧されたり、海に近い地域では高塩分のため、車両下部が腐食されるなど若干問題もはらんでいます。
       商店街などでは水浸しになることを嫌うため温水管や電気を用いた物が利用されがちです。
  雪捨場:河川敷や漁港の一角など各地から集められた雪を廃棄する場所ですね。
      近年では住宅地、農地等の私有地を雪捨場として活用する例もあるようで、提供することで市税を免れるなどの工夫も といったように雪に対する備えが全く違うわけです。
年間、県レベルでも数十億円にのぼる「雪対策予算」。

15日、出勤する途中に散見されたのが「農業用ハウス」「カーポート」「仮設材を用いた農畜産系の施設」の倒壊。
雪質などにより異なりますが、雪の密度は0.3~0.7kg/L程度で計算される場合が多いようです。
今回の大雪では50cm以上の降雪の後、雨が降ったことからその密度、重量はこの地域で想定されていた耐荷重を上回るものだったのでしょうね。

雪対策が十分でない地域にもかかわらず、除雪の委託を受けた建設会社の建機の素早い作業、住民同士の除雪、スタックしている車を別の車の運転手が押している光景。
雪に対する対策はお金をかけたインフラ整備だけが、対策ではない。
臨機応変な行動と知恵がそれを上回っているのではないでしょうか?

 

追記 雪に対する被害は未だ収集が付いていません。 SNS上での様々な反応については、本当に記したいことは載せていません。 春頃にでも、いま思って書いた別の思いも掲載させていただけたら…と思います。

この記事を書いた人

出村 哲朗
出村 哲朗

1987年富山県産。地元の商船高専を卒業まで富山で過ごす。大学編入学で桐生市へ移り住み、現在足利市在住の地方からのIターン組。足利というこの街で全国に通用する生き方・暮らし方・つながりを発信していけたら...と思っています。